ウィッグを被る時にインナーキャップって本当に必要なの?

 

ウィッグ用のインナーキャップというものがあることをご存じですか?インナーキャップはウィッグの下にかぶるもので、頭皮を保護したり毛髪をまとめたいときに使うものです。アンダーキャップとも呼ばれます。

 

インナーキャップを使用しなくてもウィッグは着装できますが、使用することでより快適にウィッグを使うことができます。どのようなものか、具体的に見ていきましょう。

 

ファッションウィッグ用のインナーキャップ

 

髪の長い人が毛髪をすっきりとまとめたいときに利用します。ストッキングのようなネット状のもので、髪をぺったりとまとめることで髪が膨らむことを防ぎ、ウィッグの美しいスタイルをしっかりと発揮できます。

 

前髪ウィッグやヘアピースのような部分用ウィッグを使うときは必要ありませんが、フルウィッグを使うときには使用した方がいいでしょう。

 

オーダーメイドの高級ウィッグを購入する際は付属されていることが一般的ですが、価格の安さがウリの激安商品には付属されていない場合もあります。

 

ウィッグの販売店がインナーキャップを取り扱っていない場合もありますが、インナーキャップの専門店もあります。インナーキャップは決して安くはありませんが、よりイメージ通りのスタイルを維持できるので、ぜひ利用したいですよね。

 

医療用のインナーキャップの役目

 

ウィッグには、ファッション用のほかに病気で脱毛が始まったときに使う医療用の商品もあります。医療用のウィッグを使うときは、ファッショ用のウィッグを使うときとはインナーキャップを使う目的が異なります。

 

毛髪の量が少なくなっているので、ウィッグのすき間から地肌が見えたり、地肌を保護する目的で使用します。ですから、ファッション用のインナーキャップを使ってしまうと逆効果です。

 

治療中は地肌がとても敏感になっているので、素材は地肌に優しい天然素材100%の商品を選びましょう。できればオーガニック素材がいいですね。網目が細かいメッシュ状のものや、完全に頭皮を覆う布地状のものなど、いくつか種類があります。頭皮と毛髪の状態に合わせて、適したものを選びましょう。

 

インナーキャップを使うことで、ウィッグの毛や縫い目が地肌をチクチクと刺激するというストレスも少なくなります。医療用のウィッグを使うときは、ぜひインナーキャップを使いましょう。

 

インナーキャップはウィッグのズレを防ぐ

 

特に医療用のウィッグを使用する場合、毛髪の量が次第に減って来ると、ウィッグがズレやすくなってしまいます。ある程度、髪の長さがあれば、髪にクリップでウィッグを固定できますが、長さが短いと固定もできません。

 

そんなときは、インナーキャップをウィッグの内側に縫い付けます。医療用のインナーキャップには、ズレ防止にゴムやシリコンが入っています。インナーキャップにウィッグを縫い付けることで、ウィッグが浮いたりズレないかと気にする必要がなくなります。

 

また、インナーキャップを使うことで、ウィッグの汚れを防ぎ、長持ちさせることができます。インナーキャップをウィッグに縫い付けるときは、簡単に取り外せるように、4カ所程度の仮縫いにしましょう。
インナーキャップは汗で汚れやすいので、できれば着用後は毎回きちんと洗濯することをおすすめします。汚れは悪臭を放つ原因になりますし、もっと悪い場合は肌荒れの原因にもなります。